こんにちは!コネヒト株式会社でエンジニアリングマネージャーをしているさとやんと言います。コネヒトの2024年アドベントカレンダーの記事のひとつとして、こちらの記事を書かせていただきました。
ここ数年マネジメントが中心で、現在エンジニアとして絶賛リハビリ中、学び直し中の私が自学をどう続けているかについてお話しします。 この記事では効率的な学び方ではなくて、如何に「続けている」かを紹介していきます。
書こうと思った背景
先に告白としておくと私は何もしなくて熱心に勉強できるタイプの人間ではありません。学生の時も勉強自体が義務の様なもので、テストや進級で必要に迫られるから勉強するというタイプでしたし、他にやりたい事や好きな事がある時は今もそちらを優先してしまい、上手く工夫しないと自学を続けるのが難しい人間です。前置きが長くなりましたが、こんな私がどうやって自学を続けているかを書いていきたいと思います。
興味が少しでもある分野から始める
何か勉強するといっても勉強する内容は様々な種類があって、どこから手をつけるか正直迷ってしまうことがよくあるなぁと思っています。 必要に迫られている知識があればそこから勉強すれば良いわけですが、そうでない場合はどこからやれば良いのか分からなくなって、悩んでいる間にモチベーションが落ちて結局やらないという失敗をしていました。そのため最近はちょっとでも興味あることから勉強する様にしています。 まずは勉強する習慣や癖をつけないと継続していくというのが難しいので、「勉強するという行為」を継続するために、実用性などは考えず自分の興味あることを学ぶことを優先しています。
勉強する時間を固定化する
勉強する時間を他の予定が入りづらく、脳が元気な時間帯に固定しています。 私は元々夜型人間だったので、勉強も夜にすることが多かったのですが仕事終わりになると脳が疲れていたり、他にもやりたい事があって集中しづらいことがあったので思った様に捗らないことが多かったです。また無理に頑張っても勉強にストレスを感じてしまうということもありました。 そこで最近は生活リズムを頑張って朝型に切り替えて、平日と休日問わず朝に勉強するように時間を固定化しました。こうするとまだ疲れていない脳みそで勉強することができるし、仕事が終わった後や休日の昼以降の時間を自分の好きなことに使えるので勉強に対してストレスを感じることもなくなってきました。 私は朝が良かったので、朝に固定していますが、これはその人の生活リズムなどによって変わってくると思います。
手を動かす時は自分の好きと組み合わせる
技術の中でもプログラミングの勉強する時に一番効果的なのは、やはり実際に手を動かして作ってみることだと思います。しかし実際に手を動かす時に適当にコードを書いてみても全くモチベーションが湧かずに途中でやめてしまうというのがよくあったので、自分の好きなものに関連する物を作る様にしました。私の場合は競馬が好きなので、競走馬のデータや過去のレースの結果から予測を出したり、当日の馬の状態をチェックできるアプリケーションを作っています。こうすると勉強というより「好きなものをつくる」という方に意識が向くので作業したり、作るために必要な勉強をしている時もワクワクした気持ちになりモチベーションが維持できる様になりました。
気が向かなくなった時は無理しない
継続の話なのに何を言ってるんだ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これが結構大事だったりします。試験の様に期限があって、それまでに必要な知識を獲得しなければならない様な短期ブースト型の時は、気が向く向かないに関係なく頑張らねばならないし、期限や試験に合格というトリガーがあるので行動ができますが、普段の学習はこの様な短期ブースト型とは違い、陸上のマラソンの様にしっかりペースを守って長く走り続けることが大事です。 疲れた時はペースを緩めたり、休むフェーズを入れていかないと無意識のうちに学びが義務化してしまって、勉強そのものに苦痛を感じ始めてしまいます。 こうなると長く続けるのは難しくなってくるので、気が向かない時は途中でやめたり、休んだりするのが大切だと思っています。
短い内容でしたが、こういった工夫をして私は自学を続けています。 学びは如何に楽しんで、無理せず長く続けるかが大切だと思うので皆さんも良い自学ライフを過ごしてください。 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。