みなさんこんにちは。 MLエンジニアのたかぱい(@takapy0210)です。
本エントリでは、先日行われたAWS Dev Day Online Japan 2021にインフラエンジニアの永井(@shnagai)と私が登壇してきましたので、簡単に内容を補足しながら紹介しようと思います。
Step Functions × AWS SAMで実現する家族ノートの底運用コストETL基盤
永井からは、弊社の新サービスである「家族ノート」で運用しているETL基盤の構築・運用方法について話しました。
データが価値となる新サービスにおいてデータ基盤の意思決定から、属人化しないためのAWS SAMを使ったコード管理など、実際のコードなどを交えて紹介しています。
データ基盤を構築する上でアーキテクチャに悩んでいる方や、AWS SAMを使ったサーバレスリソースの管理方法について知りたい方の参考になる発表内容でした。
自分も新しいETL処理を追加する際にコード管理のありがたみを体感しました!(とても簡単に処理を追加することができました)
SageMaker StudioとStep Functionsを用いてMLOpsへの一歩を踏み出そう
私からは、AWSのサービスを組み合わせて、MLOps基盤を構築してきた事例について話しました。
PoCフェーズ・運用フェーズそれぞれの関心事や、各フェーズでMLOpsに求められる役割、課題を整理したのち、それぞれの課題についてAWSのサービスを用いて一歩ずつ解消してきた方法を紹介しています。
MLOpsやりたいけど最初どこから手をつけたら良いだろう、と悩んでいる方の参考になれば良いなと思います!
電笑戦が面白かった(お笑い的にも、技術的にも)
他のセッションは時間の関係であまり覗くことができなかったのですが、2日目の17時55分〜に行われた「ボケて電笑戦 ~AIは人を笑わせられるのか~」がとても面白かったです。
"ボケて"に関しては、こちらの動画を見ていただけるとイメージしやすいかと思います。
ボケる対象となる画像を入力として、その画像に対する「ボケ」を出力するのですが、人間が思いつく様なオーソドックスなボケ(この時点でも結構すごいと思いました)から、人間では思いつかない様な壮大なボケまで登場していて、技術の進化はすごいな、と楽しく参加させていただきました。
当時の状況やどんなボケが披露されたのかは、#電笑戦 でTwitterを検索するといくつか見れるので、興味のある方は見てみてください!
個人的には、特急ラピート*1という電車の画像がお題として与えられた時の
「車検の代車がこれ」
というボケが最高でした(笑)
最後に
オンラインカンファレンスは、現地での交流や雰囲気を味わいづらい反面、居場所にとらわれずに参加できるのがメリットかなと思っています。そのおかげもあってか、今回は登録者数・参加者数ともに過去最大のAWS Dev Dayだったようです。
(個人的にはオンサイト開催の方が好きなので、来年あたりはどこかの会場で現地開催しつつ、リモート配信も同時に行えるような情勢になっていれば嬉しいな〜と思います)
また、動画のアーカイブも1か月後程度を目処に公開されるようなので、当日視聴できなかった〜〜という方はこちらの公開をお待ちいただければと思います。
当日ご視聴いただいた方、素敵なカンファレンスを主催してくださったAWSの運営の皆様、ありがとうございました!