コネヒト開発者ブログ

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生成AIなどのテクノロジーの力でビジネス成長を目指す『Run with Tech』の活動紹介

こんにちは。CTO室プラットフォームグループに所属している @yosshiです。

今回、私が参加している「Run with Tech(以下、ランテク)」というチームの活動内容についてご紹介させていただきます。

目次

ランテクについて

コネヒトでは、Tech Visionの中でBeyond a Tech Companyというビジョンを掲げています。

ランテクは、このビジョンを実現するために2023年12月に設立されたチームで、生成AIをはじめとするテクノロジーの力を活用し既存の課題解決や新たなビジネス創出を目指した活動をしています。

具体的には、生成AIをはじめとしたテクノロジーの活用により社員の時間の余白を作ること、またテクノロジーに関する基礎知識の向上・スキルアップを図ることを目指しています。

現在はCTO・エンジニアなど5名のメンバーを中心に運営しています。

なぜやるのか?

こういった社内のテクノロジー活用を推進する場合、業務改善・BPRの側面が強くなりがちなのですが、目標としてはもう少し視点を前に、既存の改善だけではなく「新たなビジネス創出と成長、ステークホルダーへの価値提供」という部分を目指しています。

生成AIの誕生により、今後BizとDevの境界は今後どんどん曖昧になっていくと思うので、コネヒトではBiz/Devの垣根を超えて、それぞれの立場から必要なテクノロジーを活用する「アフターテックカンパニー*1」を目指していきたいと考えており、ランテクの活動はその状態を実現するために非常に重要な取り組みだと捉えています。

活動事例

ランテクでは2023年12月の活動スタートから、小さいながらも少しずつ成果が出てきたので、その中の活動内容・実績についていくつかご紹介したいと思います。

事例一覧

事例①:全社向け生成AI教育
事例②:生成AI利用時のプロンプト事例の共有
事例③:経営層向けの生成AI活用課題
事例④:記事タイトル生成時の生成AI活用(削減時間:10.5時間/月)
事例⑤:インスタグラム 記事情報取得の効率化(削減時間:3.75時間/月)

事例①:全社向け生成AI教育

まず、生成AIを身近なものに感じてもらうため、コネヒト全社員向けに生成AIに関する基礎教育を行いました。

生成AIとは何か?の基本的な説明から、実際に生成AI(ChatGPT)に触れてもらうところまでを一つのコンテンツとして提供しました。

スライドの一部抜粋

アンケート結果

また、教育終了後にアンケートも実施しました。

このアンケートはランテクの活動が始まってから定期的に実施しており、教育以降で生成AIに関する期待感が高まったこと・実際に利用する人が増えたことを実感しました。

<業務において生成AIを使う頻度は?>

<生成AIを利用することにより業務価値を上げられるという自信はありますか?>

※2023/12〜24/3の社内アンケートの実績。回答数:12月51名、1月46名、3月48名、

事例②:生成AI利用時のプロンプト事例の共有

生成AIの基礎教育だけではなく、プロンプトエンジニアリングのノウハウを共有しています。

これによって、実際に生成AIを使う際に、少しずつより精度の高い回答を得られるようになってきているように感じます。

共有したプロンプトの例


※ 2024年3月時点で有効とされているものを紹介しています。

事例③:経営層向けの生成AI活用課題

経営メンバーに対して生成AIに関する課題を出して、実際に取り組んでもらいました。

社内全体で取り組むにあたって、ボトムアップももちろん必要ですが、経営メンバーが生成AIを武器として使いこなし、その様子を見せてもらうのも大事だと思います。

具体的には、事業部を統括する立場や経営の立場から考える課題など、以下のような課題に取り組んでもらいました。

主な課題はこちら

技術課題①:マイGPTsを作ってみよう

技術課題②:管掌領域における生成AI活用案だし

戦略課題①:生成AI時代における会社の「事業」を考える

戦略課題②:生成AI時代における会社の「組織」を考える

また、取り組んでもらった課題については、後日全社員に向けて共有してもらいました。

共有会の様子はこちら

課題に取り組んでみて 経営メンバーの感想

発表会に出席した社員の感想

また経営メンバーの発表会を受けて社員から多くの感想が寄せられたので一部ご紹介します!

  • 生成AIはもちろん、経営がどう組織を考えているのか?をキャッチできるとても良い会だったなと思いました!ランテクの皆さん、経営の皆さん運営・準備ありがとうございました〜!
  • きれいに議論されたアウトプットではなく、個々がさまざまな粒度で考えた話を聞けたので生成AIに対してさらにワクワク感が高まりました!あとはちょうどどんなビジネスマンになりたいのか・・を最近もんもんと考えているのでヒントになりそうなありがたい会でした!
  • 生成AI活用による生産性や効率アップなど価値メリットに視線が集まる一方で、それが一般化した未来を考えたとき、家族をテーマに扱うコネヒトが社会に対してどのようなサービスを届けるべきか、あるいはどのような組織であるべきかを、あらためて思考したいなと思いました。

また、早速 取締役 Captainの@itoshoさんがこの課題で取り組んだ内容をブログに書いてくれました。

興味ある方はこちらもぜひご覧ください!

tech.connehito.com

事例④:記事タイトル生成時の生成AI活用

弊社のWEBサービスであるママリでは、記事編集時にタイトリングをする必要があります。

その際、メンバーによっては適切なタイトリングに悩むケースがありました。

そこで、編集経験や知見に関わらず、誰でも良いタイトリングができるように生成AIを活用することにしました。

生成AIの利用にあたり、ツールは弊社内で作成しているSlack上で動作する自作の生成AI Botで対応しています。

弊社のSlack Botについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

tech.connehito.com

tech.connehito.com

質問文

回答

プロンプトの工夫点として、過去に実際に反応の良かった記事タイトルを参考例としてChatGPTに与えているのですが、それによって生成AIが考えてくれるタイトル候補が、普段ママリがつけているものに近いものになったように感じます。

事例⑤:インスタグラム 記事情報の取得

これまでの流れでは、生成AIの事例が多くなってしまいましたが、ランテクでは生成AIに絞らず、状況に応じて別の技術も使用しています。

例えばこちらは、GAS(Google Apps Script)とインスタグラムのグラフAPIを利用して、Bizメンバーの業務を改善した事例となります。

弊社ではSNS運用やSNS投稿の記事化に力を入れているので、さまざまなアカウント情報を取得する機会があります。

これまではアカウントごとに直接インスタグラムの画面を見ていましたが、インスタグラムのグラフAPIとGASを利用することにより、特定ユーザーの投稿情報を自動取得してスプレッドシート上に転記する、という仕組みを作りました。

<取得した記事情報>

最後に

これまでに記載した通り、ランテクでは様々なテクノロジー活用に関する取り組みを実施しています。

コネヒトでは、新入社員が活躍しやすい環境を整えるため、3ヶ月間のオンボーディング期間を設けていますが、最近その教育プログラムの一環として、生成AIに関するトレーニングを追加しました。

Biz/Devに関わらず、社員全員がコネヒトに所属することで当たり前のように生成AIやテクノロジーを活用することができる状況を作り出し、最終的には全社員でビジネスの成長・ステークホルダーへの価値の提供を目指していきたいと思っています。

※このブログはChatGPTに壁打ちをしながら執筆しました。また、OGP画像もCanvaの生成AI機能を利用して作成しています。

*1:コネヒトのTech Visionの中で掲げている目標。テクノロジーを中心に据えつつもBizやDev、開発やセールスといったラベルを曖昧にしたテックカンパニーのことを指している