コネヒト開発者ブログ

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3年ぶりのTech Visionアップデートに込めた想い

こんにちは。CTOの永井(shnagai)です。

今日は、約3年ぶりにアップデートしたConnehito Tech Visionについて、主に戦略面のアップデート内容とそこに込めた想いを交えつつ書いていきます。

tech-vision.connehito.com

Connehito Tech Visionとは

Connehito Tech Visionは「Beyond a Tech Company」というビジョンを掲げた、コネヒトにおけるテクノロジーへの「態度」を表明した羅針盤です。

コネヒトのエンジニア組織及び技術領域において、何を大事に何に投資していくかといった未来の構想や方向性をまとめたものになります。

Tech Visionのスコープ

環境変化に適応するために2つのフェーズに分けることでスコープを明確にしています。

今回Phase2に突入したため、Phase1の成果を振り返りつつ、新たな戦略を追加しました。

Phase1

  • 2021年〜2023年

Phase2

  • 2023年〜2025年

戦略のアップデート

ここからはアップデートを行ったそれぞれの戦略について、具体の内容とその背景について説明していきます。

Phase2においては、元々5つあった戦略のうち2つを完了と位置づけ、「Run with Tech」という新しい戦略を含めた4つの戦略を制定しました。

各内容のアップデートにおいて、現場のエンジニア主導で、これまでの振り返りとPhase2で目指すべき方向性を踏まえて議論を行いました。

Phase2の戦略

スーパーモブ

内容 - クロスファンクショナルチームを組成し、開発基盤の強化や開発体験の向上を図る

目的 - 人が増えても入れ替わっても開発の質と速度が落ちないようにするため

Phase1において、通常タスクの中でPHPのバージョンアップをする仕組みが整ったり、本番データの開発環境への同期を行ったりと、普段のプロダクト開発チームの枠を飛び越えたエンジニアの交流と技術面での成長の促進に繋がる取り組みが活性化しました。

Phase2においてもこの取り組みを継続していくことで、エンジニアの成長を促進し、組織としての技術力向上を目指しています。

Run with Tech【New】

内容 - 世の中のテクノロジーの成長と共にコネヒトも成長し、新たな価値を生み出しステークホルダーを喜ばせる

目的 - 新しいテクノロジーを導入し、ユーザー体験の革新、競争力の強化、業務効率の向上、生産性と提供価値の最大化を図り、「DevとBiz」の垣根を越えて次世代の働き方を体現するため

生成AIの全社活用をスタートとした「Run with Tech」というプロジェクトを2023年からスタートしました。短期的には、業務効率の向上を目指しており、すでに100時間以上の業務時間削減の成果も出てきています。

2023年から、生成AIをはじめとしたテクノロジーの活用を推進する「Run with Tech」というプロジェクトがスタートしました。短期的には、テクノロジーを活用した業務効率の向上を目指しており、すでに100時間以上の業務時間削減の成果も出てきています。

実行プロセスの中でBizメンバーの可能性を広げることと、余白を生み出した先に新たな価値創造をしステークホルダーを喜ばせることをゴールに目指します。

Failable System

内容 - 失敗が出来る(失敗しても問題ない、失敗が評価される)システムと組織をつくる

目的 - 大きな成果が期待できるチャレンジを後押しするため

不確実性の高い現代の市場環境において、失敗を恐れずにチャレンジを続けることが違いを生み出す上で重要だと考えています。

この戦略を掲げることで、失敗がしやすいシステムや仕組みの構築に投資するという意思表示としています。 加えて、評価制度においてもチャレンジをしっかりと評価することで、エンジニアが積極的にチャレンジを続けて競争力の源泉になりうる環境を作り出していきます。

1to1 AI

内容 - 一人一人に最適化された情報をデータや機械学習を用いて提供する

目的 - 単一の情報をブロードキャストするのではなく、それぞれの家族に寄り添った情報を提供すること、および大量の非構造化データを活用するため

Phase1において、プロダクトへのレコメンドの複数導入や検索システムの内製化にトライしてきました。

マス向けの情報提供では届けられない価値をユーザーに提供するために、特定の技術には固執せずにこれからも様々な可能性を探りながら、トライを続けていきたいと思っており、ママリというメインプロダクトにおいては一番の投資分野として位置づけています。

Phase1で完了した戦略

3人に1人

内容 - 社内のエンジニア比率を33%以上にする

目的 - 会社としてやりたい事業を全て実現するため - 技術の力で、プロダクトだけに留まらず社内の課題も解決するため

Phase1制定時はエンジニア数が少なく、各所でエンジニアの不足を感じていたため、エンジニアの比率を上げる取り組みを行いました。

結果として、優秀なエンジニアを多く採用することができ、Run with Techに代表されるようなプロダクト開発に閉じない新たな取り組みを行えるようになったので、この戦略自体はPhase1で完了と位置づけしました。

Let's Go

内容 - バックエンドのシステムにGoを積極的に導入する

目的 - Go言語の採用により、技術的な選択肢を増やすため

Phase1制定時は、ほぼすべてのプロダクトでPHPを採用していましたが、技術的な選択肢を増やすためにGo言語の採用を進めました。

結果として、検索APIやメインシステムへのGo言語の一部導入を通じ、Go言語を書けるエンジニアが増え、コネヒトの技術スタックの選択肢の1つになったので、この戦略自体はPhase1で完了と位置づけしました。

これから

Phase1の振り返りを通じて、各戦略確実に制定時よりも前に進んでおり、Tech Visionという羅針盤を掲げる効果性を感じることができたと考えています。

ここで紹介した戦略はエンジニア中心に取り組むものが多いですが、このTech Visionは全社員が一丸となって取り組むものと位置づけており、アップデートのプロセスにおいても、経営メンバー全員が読み込みやFBを行って今回のアップデートに至りました。

このTech Visionを持続的にアップデートして、実行していくことがコネヒトの技術への投資スタンスを示すものだと考えており、全社一丸で実行力をもってビジョンの達成に向かっていきたいと思っています。

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