みなさんこんにちは。MLエンジニアのたかぱい(@takapy0210)です。
先日開催されたPyCon JP 2024 のDay1で、「低コストで実現する社内文書RAG機能を搭載したAIチャットボット開発」というタイトルで登壇してきました。
本日はその発表資料と当日の様子をお届けしようと思います。
PyCon JPとは
Pythonや、Pythonを使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 今回は久しぶりにオンサイトのみの開催でした。
- 概要:日本最大級のPythonユーザーカンファレンス
- 日時:2024年09月27日(金)~ 2024年09月29日(日)
- 会場:TOC有明コンベンションホール
トーク内容
Slackを活用したAIチャットボットの構築と、そのチャットボットに社内文書に基づいた回答を生成させる機能(RAG)を低コストで実装した方法についてお話しました。
RAGの精度向上などの話は控えめに、0→1でRAGを実装し肌感を掴みたい方向けの内容になっています。
前半では、Slack Appで実現するシンプルなAIチャットボットの開発方法について説明し、後半では、AIチャットボットに社内文書に基づいた回答を生成させる仕組み(RAG)の紹介や、RAGを実現する上でのポイントや低コストで実現するTipsについて紹介しました。
カンファレンスの感想
今回は2021年・2022年に引き続き、3回目の登壇でした。
2021年・2022年ともにオンライン/オフラインのハイブリット開催であり、完全オフラインでのPyCon参加は初めてだったのですが、思った以上に多くの人が来場されており、コミュニティの熱量の高さがうかがえました。
また、タイムテーブルを見ても分かる通りさまざまなトピックのトークがあり、かつ英語でのトークも多く、Pythonが幅広い用途・地域で用いられているんだなと、改めて実感しました。
また、今回は参加者一人一人にNFCタグ付きの名札も配られており、参加者同士がコミュニケーションをしやすい工夫も感じられました。
最後に
PyCon JP 2024運営スタッフの皆様、当日コメントや質問をしてくださった皆様、Speakerの皆様、ありがとうございました & お疲れ様でした!
コネヒトのデータや機械学習周りの仕事についてもう少し知りたいな、と言う方がいましたら、以下のページにまとめているので、良ければ見てみてください!
カジュアル面談もお気軽にお声掛けいただければと思います!