こんにちは、コネヒトAndroidエンジニアの中島(id:nacatl)です。 コネヒトは、さる2025/09/10~2025/09/12の3日間に開催されましたDroidKaigi2025にサポータースポンサーとして協賛しておりました。
このブログを読まれている方の中にも、現地参加された方がいらっしゃるかと思います。 中島もセッションの2日間に現地に赴き、色々学びを得られました。
今回は、自分が聴講した中でも特に印象深かったセッションを3つほど、感想を交えながらご紹介したいと思います。 今年はセッション動画も上がるのが早く、すでにほぼ全てYoutubeにて視聴できるようです。運営の方々の努力には頭が上がりません。
基礎から学ぶ大画面対応 〜「Large screen differentiated」認定アプリの開発知見〜
tomoya0x00さんによる、アプリの大画面対応についてのセッションです。 ママリでは、実はつい最近ようやくEdge-to-edgeの対応をしました。 しかし時の流れは早く、世の中ではすでにSDK37の対応についての話がなされています。 技術的な注意点だけでなく、実装する画面の優先付などについても、実体験からくる説明で納得感がありました。
Deep dive into Kotlin Flow
Jumpei Matsudaさんによる、Kotlin Flowの実装を深掘りするセッションです。 StateFlowの扱いに関してはLiveDataからの移行で実装レベルでは把握しているのですが、ChannelFlowなど普段実装で使えておらず、そういった知見が欲しくて聴講しました。 様々なFlowについて、普段の実装だけでは気にしない、気付けない点など改めて知ることのできたセッションでした。
スマホ新法って何?12月施行?アプリビジネスに影響あるの?
公正取引委員会の鈴木健太さんによる、今年12月18日に施行される「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関わる法律」、スマホ新法に関する招待公演です。 正直なところ、情けなくもスマホ新法と言われても内容まで詳しく知らなかった身としては、詳しく知る場としてとてもありがたかったです。 現実的な問題としてこれが施行されたからと言って急に世界が変わるとまでは言えないでしょうが、「安全弁を整備する」という面で言えば重要なことなのかなといった認識を持ちました。 ただそれはそれとして、こういう機会は国民側への展開としてめちゃくちゃ重要なのではと思いました。
まとめ
運営の方々、またスピーカーの方々、素晴らしいカンファレンスをありがとうございました。 紹介しきれなかったセッションも素晴らしいものばかりで、これからも開発でしたいことがどんどん増えていくのを実感しています。 セッション外でも、すっかりお馴染みになったバリスタコーヒーコーナーが、混雑回避のための整理券制になっていたりと進化を感じます。
自分もコネヒトも進歩の足を止めず、負けじと日々成長していきたいと思いました。