本年もよろしくお願い致します。コネヒトのテクノロジー推進グループというところでアプリケーションエンジニアをしているaboyです。
2021年もコネヒトは技術コミュニティに貢献していくぞ、ということで、昨年12月ではありますが iOS/Android 開発Tips共有会 potatotips #72 を主催させていただきました。
12月は師走、お忙しい中参加してくださった方々、本当にありがとうございました。
ちなみに、コネヒトにとって12月は再出発の月でした。新しいビジョンを掲げ、コーポレートサイトもリニューアルしました。また、コネヒトにおけるテクノロジーへの「態度」を表明した羅針盤 Connehito Tech Vision を公開したタイミングでもあったため、その紹介もさせていただきつつ。
以降は発表スライドのまとめと、簡単な感想を書いています。
なお当日の様子は togetter してくれた方がいました。ありがとうございます!
発表スライドと一言感想
僕は CI サービスを Travis CI から Bitrise へ移行したことについて発表しました。元々 fastlane で自動化されていたところをそのまま活用し、ワークフローは fastlane ステップを中心に組み立てるだけ。移行コストは低かったです。
同僚の @tommykw さんは Kotlin Compiler Plugin の作り方を解説してくれました。ドキュメントが無いそうですが代わりとなりうるオススメの動画を紹介してくれました。
iOS 14 における Universal Links の変更点について。 Apple CDN 経由に変わり、クローラーからアクセスできるサイトで app-site-association を配布する必要があるみたいです。
はじめての発表ということでしたがとてもスムーズでした! あとで書く
HorizonCalendarというカレンダー UI ライブラリの tips を共有してくれました。僕はこのライブラリを知らなかったのですが、自前で実装すると色々と面倒な UI を実現できるので便利そうでした。メソッドをチェーンさせて書けるのが Flutter や SwiftUI ぽくて個人的に好きです(Flutterは Dart のカスケード記法のことです)。
Flutter や Kotlin Multiplatform Mobile 等のマルチプラットフォーム開発フレームワークを使うにしても、プラットフォームごとの知識はあるに越したことはないので、入門する際の参考にしたいと思いました。
Twillio 使ったことないので新鮮でした。主題から逸れますが CMTime と TimeInterval のインターフェースが用意されていますがどう使い分けるのがいいのでしょう?コネヒトで動画再生まわりを実装したときは、CMTime を使って再生時間を取得していました。
Flutter における状態管理手法が、僕の中では「Google も使ってるし BLoC でおk」のイメージからアップデートできていなかったので、久しぶりに状態管理について聞けて良かったです。アーキテクチャの選定/命名理由の言語化も丁寧だなーと思って聞いてました。
下から出てくるメニューに限らず、いわゆるアコーディオン UI も簡単に実装できたりするんですかね。この方の著書『1人でアプリを作る人を支えるSwiftUI開発レシピ』も読みつつ SwiftUI 勉強したいと思いました!
Android は全くわかりませんが広く捉えるとプログラミングにおいて重要なエラーハンドリングの話だ...と思いながら聞いていました。スライドの最後に書いてある「Lint は無視しない」は大事です。
参加者の皆さんありがとうございました!
最後に、イベント中流していたハワイの BGM はこちらです。
コネヒトでは Android エンジニアなど募集していますので少しでも気になった方は一緒にお話しましょう!