この記事はコネヒトアドベントカレンダーの20日目の記事です。 qiita.com
こんにちは!
CTOの島田(@tatsushim)です。 昨日BASE社が主催する「PHP Way #1」に登壇させていただきました。 base.connpass.com #phpwayがトレンドに上がるなどイベントとしてはとても盛り上がりました。 今回は発表した内容の要旨を大きく3つに分けてお伝えしたいと思います。
発表内容
サービスの0→1で意識したこと
サービスの0→1ではユーザーに早く価値を届けることが最も大事だと考えています。
今回、勉強会の中で最初の質問として「なぜPHPを利用しているのか?」という問いがあったのですが、
ママリにおいてPHPを利用している理由は、当時のメンバー構成で最も早くアプリケーションを世の中に出すためにCakePHPを選択したからです。
コネヒトが考える技術選択の仕方
前述のように、コネヒトでは目的に合わせた技術選択を心がけています。
あくまで、技術はユーザーに良い体験を届けるための手段です。
例えば課題の解決に取り組む際に、その課題がバージョンアップで対応可能なのか、それとも新技術を導入する必要なのかを検討します。
その上で、目的によって最適な解を選択します。その結果、以下のような技術選択を行ってきました。
Before | After |
---|---|
PHP5 | PHP7 |
CakePHP2 | CakePHP3 |
Objective-C | Swift |
Java | Kotlin |
Vagrant, Chef | Docker |
繰り返しになりますが、ユーザーに良い体験を届けることが第一目的だと考えています。
技術選択とOSSの関係
OSSへの貢献は将来への大きなリスクヘッジだと考えています。
コミットできるくらい使い倒したり、最新のリリースや今後の開発方針などを把握していることは次の技術選択のとても有益な情報になります。
現在、社内にはCakePHPのコントリビューターが
3人います。
先日富田さんのブログにもありましたが、彼は日本でも数人しかいないKotlinのコントリビューターになってくれました!
このように、OSSへコミットしたり、PlugInを公開しているメンバーがいるのはとても心強いことです。
発表資料
詳細な内容についてはぜひ以下の発表資料をご覧いただければと思います。
終わりに
1人の参加者としてもとても有意義な時間でした。
会場提供のBASEさん、一緒に登壇してくださったえふしんさん、白井さん、準備してくださった方々、お越しいただいた皆様有難うございました!
以上、島田(@tatsushim)がお送りしました! 明日のコネヒトアドベントカレンダーは伊藤(@itosho)さんのターンです!
追記
一緒に登壇してくださったお二人がブログを挙げてくださったのでご紹介します。