コネヒト開発者ブログ

コネヒト開発者ブログ

Kotlin Fest 2019に参加しました!

2017年11月にAndroidエンジニアとしてjoinした関根です! 2019年8月24日に開催されたKotlin Fest 2019に参加してきました! 今回の記事では、私が聞いた公演を感想をおりまぜて紹介させて頂きます。

f:id:katsutomu0124:20190827142731p:plain

弊社はスポンサーとしての参加に加え、改めて学ぶContractsという内容で弊社富田が登壇をさせていただきました。 余談ですが、スポンサー参加や登壇への弊社の意思の一端が現れたこちらの記事を是非とも合わせてお読みください!!

tech.connehito.com

オープニングセッション

さて、肝心のKotlin Festは、長澤太郎さんの挨拶とSvetlana Isakovaさんのオープニングセッションで幕が上がりました。

Svetlana IsakovaさんはJetBrains所属のエンジニアであり、世界で1番Kotlinに詳しい一人です。 そんな彼女からKotlinの新機能について紹介をしていただきました。 スライドを読み進めていくと、Contractsも紹介がありました。Contractsという機能は、富田の講演テーマでもあり、実際に当日はこのオープニングセッションでも言及しご紹介いただきました! Svetlanaさん誠にありがとうございました!!!

Kotlin コルーチンを理解しよう 2019

最初は、弊社でも今後の利用を検討しているCoroutineを理解するべく、八木俊広さんによる講演を聴講しました。

Kotlin Coroutineの基礎をわかりやすく解説していただいたことに加えて 設計の方針とCoroutineのテストのアプローチまで幅広くお話を聞けました。 特にCoroutineのテストはブロッキング処理が絡むこともあり、実践的なアプローチの内容が聞けて非常に学び深かったです。 八木さん、貴重なお話をありがとうございました!

改めて学ぶContracts

続いて、応援の為、富田の講演を聴きに行きました。

speakerdeck.com

本人はとても緊張をしていたようですが、蓋を開けてみれば非常に好評を頂き、会場には笑いが溢れており流石の富田という講演でした。 当日の登壇のために社内2回のリハーサルをして臨んだのですが、社内メンバーからのFBも反映されており、限られた時間の中で、最後まで手を抜かずに良いものを届ける富田の人柄を再認識しました。 ちなみに余談ですが、社内のランチイベントでは、Kotlin Fest当日の講演のように彼の話でメンバーは笑わせてもらっています。 トミーさん登壇お疲れ様でした!(社内ではトミーさんと呼ばれています)

サーバーサイドKotkinでGraphQLをやってみよう

続いて、弊社でも度々話題になるGraphQLについて学ぶべく、しらじさんによる講演を聴きに行きました。

speakerdeck.com

GraphQLの基礎からKotlinでの記述方法に加え、プロダクションで必要になる認証情報の扱い方など導入に到るまでのガイドラインのようなお話でした。 個人的に、印象的だったのが、GraphQLでのテストについてクラスを綺麗に分けることが前提なのでmockすればOKという結論が印象的でした! 聴講者を巻き込みながら、会場を盛り上げるしらじさんの講演は得るものが多く楽しく学ばせて頂きました。 しらじさん、貴重なお話をありがとうございました!

フロントエンドもKotlinで書きたい! -WebページをKotlin/JSで作った軌跡-

普段フロントエンドを触る機会が少ないので興味を持ち、にしこりさぶろ〜さんの講演を聴きに行きました。

speakerdeck.com

Kotlin/JSには無知識で参加したのですが、サンプルアプリをもとに解説していただいて丁寧でわかりやすい講演でした。 すでにKotlin/JSで2つのサイトを作られていて、導入する上での注意点などにも触れて頂き、非常に説得力の高いお話でした Kotlin/JSはまだまだ情報が少ないので、みんなでアウトプットして行こうというメッセージはコミュニティを活性化する大事なメッセージだと思いました。 にしこりさぶろ〜https://blog.hatena.ne.jp/connehito/connehito.hatenablog.com/edit?entry=26006613406773967#さん、貴重なお話をありがとうございました!

Kotlin/Nativeはなぜ動くのか

最後に、Kotlin1.3の目玉の一つと言えるKotlin/Nativeの中身を理解するために荻野陽太さんの講演を聴きに行きました。

speakerdeck.com

ネイティブバイナリに変換される過程をステップごとに解説するお話で、学問的な内容に感じておりましたが、丁寧に解説していただいたおかげでよく理解できました。 今回のお話の内容の理解が深まったことで、個人的な学びに加え、Kotlin/Nativeの様なプラットフォーム非依存の技術の知識を社内に持ち込めるきっかけを頂きました! 荻野さん貴重なお話をありがとうございました!

Kotlin Festに参加して感じたこと

その他、聴講以外の感想に触れて本記事を終了したいと思います。

スタッフの運営スキルが高い

まず感じたことはKotlinFestに関わるスタッフの運営スキルが高いことでした。 誘導が非常に丁寧で、会場の移動もスムーズに行うことができました。 また富田の登壇時もアテンドも非常に真摯にご対応いただきました。 スタッフの皆様、当日お疲れ様でした!ありがとうございました!

コミュニティ運営を愛している

クロージングの際に、主催の長澤 太郎さんから案内があり、Kotlinコミュニティの主催者を壇上にあげ、1分間のアピールを募るという時間がありました。 JKUG以外のKotlinコミュニティを盛り上げていこうと言う長澤さんのメッセージと、それを暖かく迎える参加者の皆様から、Kotlinとコミュニティを盛り上げていこうと言う愛を感じられた一幕でした。 長澤さんを初めとした主催の皆様と参加された皆様。当日はありがとうございました!

最後に

改めて、主催の長澤さんを初めとした運営の皆様、登壇者の皆様、当日参加された皆様、本当にお疲れ様でした! 次回は私も登壇をできる様に精進いたします!また来年よろしくお願いします!