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コネヒト開発者ブログ

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非ネットワークエンジニアが社内ネットワークを構築したときに解決した3つの課題

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こんにちは!

CTOの島田(@tatsushim)です。弊社は2017年から新オフィスに移転しました!

新オフィス移転に際して、必要になってくるのが新しい社内ネットワークです。 しかし弊社にはネットワークを専門に扱うメンバーがいません。 一方で移転することを決めてから3ヶ月というタイトなスケジュールの中でオフィス移転を実現する必要があったため、 自分たちで構築することにしました。

移転前のオフィスにおける3つの課題

1. Wi-Fiがたまに切れることがある

1つのネットワーク機器にアクセスが偏ったり、周波数帯が近いWi-Fiが存在して混線していたのが原因と考えられます。

2. Wi-Fiが遅くなることがある

Kitting*1でイメージファイル等の重いファイルのダウンロードが行われると、同じWi-Fiに接続している他の端末のネット速度が遅くなっていました。

3. いちいち場所を移動する度にWi-Fiを切り替える必要があった

AirMacを利用していたのですが、ブリッジ接続が上手くいかず、会議室と執務スペースでそれぞれ別のSSID*2で運用されていたために、移動した際に接続の切り替えを忘れていてネットに接続できずイライラ・・・なんてこともありました。

3つの課題に対する解決策

1. ネットワーク機器の適切な配置と周波数帯の設定

f:id:tatsushim:20170203122130p:plain こちらの図は、弊社の実際のオフィスの見取り図の上に各ネットワーク機器とそのカバー範囲をビジュアライズしたものです。 六角形の中心がネットワーク機器で、その機器からある程度均等な距離でWi-Fi接続をカバーする形にしました。 3つの周波数帯を用い、隣接するネットワーク機器の周波数帯を同じものにしないことで混線を避けました。

また、ネットワーク機器としてはAerohiveを導入しました。 Aerohiveを選定した理由は、グループ会社で既に安定して動いていた実績があったからです。

2. Kitting用の回線を作成

用途別に、3つの回線を用意しました。

アドレス 用途
固定IP① 社内用
固定IP② Kitting
DHCP割当 ゲスト

社内用とKitting用の回線を物理的に別にすることでKitting中でも速度低下などの影響を受けない環境になりました。

3. SSIDを統一

今までは執務室がConnehito Network1, 会議室がConnehito Network2という形でSSIDが複数ありましたが、 Aerohiveのローミング機能を利用して、上記の図の機器間で1つのSSIDを共有することができました。

実際に移転してみて

年明け初日から新オフィスでの営業でしたが、始業日から通常通り業務を始めることができ、ネットワークに関するトラブルはおきていません。 会社でインターネットが快適に使えるという“あたりまえ” を無事に提供することができたことは1つの成果なのではないかなと思っています。

移転作業に関わってくださった方々へ本当に感謝

今回の移転作業は3ヶ月という短い準備期間の中でメンバーやSyn.Holdingsの方々の助けもあり無事に達成することができました。 改めて関わってくださった皆様に感謝を申し上げます。

というわけで

快適なネット環境も手に入れたのであとはユーザーのためにプロダクトに向かうだけですね!今年も愚直に、粛々と頑張ります。 島田(@tatsushim)がお送りしました。

*1:初期環境構築に必要なソフトウェアのインストール

*2:無線LANにおけるアクセスポイントの識別名